天使のつめきり大宮の実習に合わせて、施設ボランティアに入らせていただいた。
手技の確認ができること、情報交換も含めて、複数人で関わる爪切りはとても楽しい。
介護事業所で働く私は、他の事業所を垣間見させていただくことができ
昨日の訪問先では、規模の違うデイサービスの在り方に圧倒されてきた。
介護老人保健施設も併設されており、スタッフが忙しく行き交う様は、戦場の様だ。
看護部長が先陣を切って「フットケアが大切!やろうじゃないか!」という方で
整形外科でのフットケアは…の医師と同じように旗振りの役を担っておられる。
施設でご利用者様の爪先を見るのは、ご家族ではなく、介助に関わるスタッフだ。
伺った施設では、簡易的な削りもなされていて、足爪に配慮されていることが伺えた。
日々時間との戦いの中、担いきれない 爪周りの掃除と、手ごわい爪を手入れした。
「ひっかかって、爪が持っていかれるのが怖い。」と、スタッフの方が言う。
「毛布や靴下にひっかからない。」「隣の指に当たって痛くない。」という
切実な目標設定の方ばかり。
そして、白癬でも通院が難しく、ボロボロと崩壊しそうな爪で
踏ん張ることは難しいのだろうなと思う。
高齢者フットケア、それに繋がる予防のフットケアの大切さを
知ってもらう活動をしていきたいと、改めて思った1日となった。
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