巻き爪の補正は…

施術の記録

御年96歳。
6月までご自分で爪をやすりで削られ
お風呂上りには巻き爪の痛みの恐れから
全ての足趾、テーピングで肉を下げるという
頭の下がる行程を毎日こなされていた。

ケアマネさんからの紹介で
足浴後の爪周りの掃除と、爪切り、痛みのある個所の巻き爪補正が開始され
9月「たまに主張してくるこの爪」の痛みを取りたいとの申し出あり、2趾の補正を開始。

高齢者の爪は水分が少なく、脆いため、爪自体の損傷や剥離の可能性も考え
巻き爪補正は「様子を見ながら」となるが、2回の補正で負担なく広がっている。

いろいろな巻き爪補正の方法があるが、BSスパンゲは高齢者に優しい補正方法だと感じている。

巻き爪補正を開始しても、痛みの恐れは拭えずテーピングが継続されていたが
毎月訪問するごとに、テーピングの箇所が減り、この度

「まぁ~、爪の心配しなくて良くなったから本当に助かります!」と
ノーテーピングになっていた。

皮膚科から処方された薬も、爪オイルも毎晩しっかり塗られている。
頭の下がる思いで、施術中いろいろなお話を伺うが
軽快な話の内容に毎月笑い皺が増えて困っている。