自立支援が浸透しすぎて…

施術の記録

介護の仕事をしていると、「自立支援」という
自分で出来る事は自分でできるようなサポートをする意識が
いつもどこかにある。

先日の千葉県内の総合病院でのフットケアでも
日に何人もの巻き爪でお困りの方が来られた。
皮膚科⇒整形外科⇒フットケアと
ここまでたどり着いた方もおられた。

靴やインソールを工夫して、それでも、と言う方もおられる。

巻き爪だから、何でもかんでも補正をするということではない。

まずは切るだけで様子を見て、とお声掛けするケースがかなりある。
もしかしたら、巷の巻き爪屋さんでは、そんなことはしないのかもしれない。
片っ端から補正をした方が収益が上がるからだ。

ご自分で、ケアが出来ない方は、もちろん定期的なケアが必要
で状況に応じるのだが
一定のラインを超す前の方で、ご自分で改善、ケアが可能だったりする方には
爪の切り方や靴の選び方等のレシピをお渡ししたりして
先ずは工夫して巻き爪と上手く付き合ってもらうようにお声掛けをしている。

そのうえで、痛みが続いたりするようなら、お声掛けくださいと。

爪切り事業でも「自立支援」が浸透しすぎて
抜けないんだなぁと、ちょっと笑えてくる。

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